2021/7/12 日記

月曜なのでテンションが上がるように好きな服を着た。鍾乳洞の柄で、他にない色合いと模様で好きなんだよな。最近20時過ぎが電車や駅が一番混んでる気がする。電車の込具合が固まるし普通に悪手だと思うよね…。平日って仕事でほぼ終わるので、この記録も内容が固まってしまうのが嫌だな。

 本日見た夢は、以前一回見たことがあるものだった。昔から伝わっている芝居みたいなの(古語で書かれている)を演じる必要があった。その物語は2人(仮にaとbとする)で演じるものだ。前回私はbを演じていたが、今回はaの役だった。bはaがよく知っている人だったが、どことなくaっぽい外見だった。

 芝居の筋は以下だ。aは舞台の天井部分にある仕掛け扉から壇上のbを殺そうと襲いかかる。しかし、bはaを食うために大魚のような化け物に変わり、aは大魚に変わったbに返り討ちにされ食われる。ばりばりと食い散らかし血肉の一片も残さす完食する。そこまで来て、大魚は何事も存在が元々なかったかのように消えてしまう。そこまでがこの芝居の筋だ。この劇を行うことで何かが成仏できる、それがこの芝居を完遂することの目的であり芝居を行うことは義務だ。

 以前は私がbをやって、それは「筋」どおりうまくやった。ただ今回は私はaで、予定された敗北が怖く本当に嫌だった。舞台と繋がっている畳と飾り棚がある20畳ほどの部屋が練習部屋として与えられ、祖父が見守る中、演じるのが嫌で泣きながら台詞を読んだ。私が舞台の上部へはしごで登り、仕掛け扉の場所を確認しているときに練習部屋にbが入ってきて、にやにやしながら「そこから飛び降りるんだ」と言ってきたことだった。その言葉で、私が芝居の筋書きを変え、bを殺すことができなくなったとはっきり分かった。しかし、結局私は「芝居」を行うことができなかった。

 食われると言う義務を果たせなくても、これから何かが犠牲になるとしても、ただの妄想だったとしても、本日目覚めたということに意味があると思えるようになった。

またいずれあの場所に戻ったとき、自分で新しい脚本を書こうと思う。