2022/3/13 日記

春眠暁を覚えずということで、たくさん寝ました。花粉もひどいからどうにもずっと眠い。

平家物語9話を見て、毎度映像やストーリは素晴らしい、でもつらい。9話は一番メッセージ性を感じました。ここからややネタバレ含むので注意。

 

9話で、かつての家来だった人に大宰府を追われて悪天候のなか、徒歩で移動する徳子様のシーン。いかに泥だらけで傷ついても、安徳天皇を安心させる声をかける徳子様の目は変わらず力強く輝いている…。母は強い。清盛が亡くなってから平家は徳子様が事実上柱となったこと、その強さが証明されていました。昨日紹介したアニメーションブックでも、少女時代の徳子様と9話だとだいぶ成長されて更に強くなっていらっしゃいましたね…。この輝きが平家の栄華に終幕をもたらすストーリーを追う中で、見る側に救いを与えてくれます。ただ滅びゆく人々がただ可哀想なだけではないということを身を以て示している存在です。憧れの女性…。9話、敦盛の最期、清経の自死など目白押しで本当に辛い回でした。

あと大事な点、このアニメでは同性同士の関係性がすごく自然に温かく描かれているので、こういうのが見たかったんだ…

終わりまできちんと見届けたいと思います。