2021/7/27 日記

台風が来ているのかなんだか体調が悪いですね…。在宅勤務の時は昼寝ができるからいいことだよね~。在宅勤務の時やたらお腹すくのは何だろう。通勤がないので、普段食べる量食べるとだめだろうな~と思ってセーブはしてるけど、実際どれくらいのカロリーが必要なのか、オーバーしてるのかって家のご飯だと計算するの難しいなと感じる日々でした。

最近読み終わった本『十角館の殺人』著:綾辻行人さんの感想を書きます。

『十角館の殺人 <新装改訂版>』(綾辻 行人):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部

近代ミステリの金字塔と呼ばれるほどの名作ですが、1987年に書かれていたのか

~すごいな~と思っていました。当時本当に鮮烈だっただろうなと。王道の、クローズドサークルを思わせるタイトルですが、そこを逆手に取った巧みなトリックでとても楽しめました。昔の作品とあって人物描写は少し古いな~と感じましたが、そこはあまり重きを置いていないので(「腑に落ちる(フーダニット)」ことと「トリックに無駄がない(ハウダニット)」ことがミステリの重要な要素かと考えていますが、どの割合でみてるかっ個人・時代によるのでミステリは難しいなと思ったり。いわゆる「メタ視点」がうまく使われている作品で、ミステリが好きな人ほど死角ができる作品でした。きっと当時ぼろぼろ釣れてめちゃめちゃ嬉しかっただろうな~と思った。(私も、ミステリには明るくないけれど見事に引っかかった一人です)今は館には誰が行くかなと考えた時、ミステリ愛好サークルではなく、シティな写真サークルが行きそう。孤島で不可解な事件が起きて、インスタのストーリから推理する安楽椅子探偵とか面白そうじゃん!いろいろとこれからも読んでいきます。