2021/6/12 日記

友人と会う。一緒に「少女歌劇レヴュースタァライト」の映画を観にいく。自分のチョイスで観に行った訳でははないが、新しいものを知る機会は貴重だし誘ってくれるのは嬉しいことだ映画については55点くらいだった。キャラと音楽を楽しむものとして割り切れればいい映画だった。もともと制作陣も内容に力を入れてなさそうだったので、ターゲッティングは成功しているともいえる。

最近友人は ぬい に骨を入れているらしい。ぬい とはキャラクター等のぬいぐるみのことである。骨が入ると、細かく関節が動いたり、骨を入れる手術の段階で姿勢の悪さが矯正されたり恩恵があると聞いた。なんとぬいの臓器を入れてしまう人たちもいるらしい。中でも「ぬいの脳」は、とあるマニアの筋では垂涎の品だそうだ。これは極小のマイクロチップとカメラで構成されており、とあるぬい好事家が、メーカーに特注した品らしい。脳をいれたぬいは、持ち主や、パートナーのぬいと一緒に言った場所、ともに過ごした体験を記憶することができるのだ。ぬいがみた映像を投稿するYouTubeチャンネルが流行り、一躍ぬいの脳は一躍有名になった。今は模造品等が入り乱れ、本物は市場には到底出回らないという。

人が人を作る時代の幕開けを感じさせるニュースだった。